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好き勝手に漫画の感想を書くブログ

最近は峰浪りょう先生が好きです

初恋ゾンビ66〜70話感想

初恋ゾンビ 峰浪りょう

初恋ゾンビ第70話「キミの行方は…」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年4月5日号(No.17)の127〜146ページです。

最近更新できてなかったので、66〜69話までの感想も合わせて。久しぶりの感想なので短い。

 

・ 66話「偶然サプライズ」

巻頭カラー。最初のページの江火野さんがやばい。見開きのカラーではイヴの背中がセクシー。

指宿くんがいつも以上に男らしく男装していたり、江火野さんが髪を下ろしていたり、いつもと違う感じが新鮮で良かったです。江火野さんの着物の柄は青海波、峰浪先生が好きな模様とのこと(2016年47号)。タロウのピエロ姿も似合う。

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(出典:週刊少年サンデー2017年13号 22ページ、著者:峰浪りょう

66話で好きな絵。イケメン!

 

・ 67話「郷里より」

新章「夏旅編」がスタート。扉絵のイヴは「田舎・ワンピース・帽子」のセット。神のみでもエルシィがこの格好してた。こういうセットに郷愁を覚える感覚はどこから来るのだろう。

絆創膏を外したタロウがちょっと大人っぽく見える。初恋ゾンビが見えなくなる方法があるかも、と聞いてからの指宿くんの表情もちょっと瞳に迷いがある感じに見える。

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(出典:週刊少年サンデー2017年14号 246ページ、著者:峰浪りょう

67話ではこの絵が好き。

 

・ 68話「ワンス アポン ア タイム」

キョウコさん登場。今、70話まで読んでから感想書いてるけど、これ読んだ当初はキョウコさんは普通にイヴと同程度の明るい初恋ゾンビだと思った。最後のイヴの台詞、キョウコさんとイヴの気持ちが同じなのか、は今後どうなるのか楽しみ。

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(出典:週刊少年サンデー2017年15号 259ページ、著者:峰浪りょう

68話で1番好きな絵はここ。

タロウが初恋ゾンビが見えなくなる方法について聞いた時のイヴは、特に悲しそうな表情をしているわけではないけど、内心どう思っているのか気になる。今後いまのままでタロウや自分が幸せになれるのかイヴも考えているのかな〜と思った。

 

・ 69話「遠い空」

タロウがイヴと過ごすことを明言したシーンももちろん大きなイベントですが、それよりも「イヴの輝きは指宿くんへの恋心ではなく、タロウがイヴそのものに恋をした輝き」というのがかなり驚き。この発想はなかった。

全体を通して本心を殺しつつも感情が溢れてくる指宿くんの表情が神がかっていて非常に好きな回です。

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(出典:週刊少年サンデー2017年16号 281ページ、著者:峰浪りょう

でもあえて1番のシーンを選ぶならここ。間違っているのはタロウの方とタロウ自身が認めていて、それに対して何も言えない指宿くん、という構図が前後の台詞からも、この絵からも強烈に伝わってきて素晴らしい。

 

・ 70話「キミの行方は…」

センターカラーは指宿くんが爽やかな感じだけど可愛さもあってとても良い。直後の江火野さんとの対比は、まあ…。ところで江火野さんの影にいるイヴのカラーってどこかで出てたやつかな。見た記憶が無くて描き下ろしの気がするけど、わざわざ小さい絵の為に描いたのかな。

 

キョウコさんがイヴとは異なる感情を持つ初恋ゾンビであることが見えてきて、ちょっとドロドロした展開を期待させる回。色々裏のありそうなキョウコさんの表情が良い感じで、それに対してイヴの感情が揺さぶられている感じも良い。

普通にお婆さんになった原型をひいおじいちゃんが見たら、キョウコは成仏するよりも冬眠する気がするが…そこは原型ではなく初恋ゾンビ自身への恋心ってことで冬眠はしないのかな〜。キョウコが原型を探す理由もちゃんとは示されていないし、続きが気になる。なんとなく、おじいさんの想いを叶えてあげたいっていうより、原型を超えて愛されたいっていう独占欲というか負の感情がある気がするけど、どうかな。タロウも何か想うところがあるっぽい感じだし、どう進むのか楽しみ。

あと、聞き込みをしていた回想のタロウの格好は犬神家の一族金田一耕助)かな。足出てるし。

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(出典:週刊少年サンデー2017年17号 131ページ、著者:峰浪りょう

70話ではキョウコの表情、特に眼が良い。

初恋ゾンビ65話感想

峰浪りょう 初恋ゾンビ

初恋ゾンビ第65話「犬と歩けば…」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年3月1日号(No.12)の317〜334ページです。

 

 

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(出典:週刊少年サンデー2017年12号 317ページ、著者:峰浪りょう

扉絵は犬のコスプレをした江火野さんとイヴ。偶然かもしれませんが、ちょうど「けものフレンズ」が流行っているタイミングでの良い扉絵。

イヴはダルメシアンだけど、江火野さんはなんだろう。尻尾のフサフサは犬というより狼っぽいけど。

 

・ イヴのデニムいいよね

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(出典:週刊少年サンデー2017年12号 330ページ、著者:峰浪りょう

今週は何と言ってもこの見開きページがとっても良い(画像は右側のみ)。

イヴのこのデニム姿がすごい好きです。犬の水着コスプレしてるイヴより、こっちのほうが好き。女湯の回でも思ったけど、峰浪先生の描く絵は、こういう身体の線に色気を感じます。

ペアのシャツとか、タロウとの微妙な体格差とか、綺麗な絵です。

見開きページ前後のタロウの表情やイヴの表情も良い。

 

・ イヴと江火野の対立軸

イヴの外見だけではなく、話の中身も今週は良かった。タロウの隣にいることがイヴの幸せってことを非常に強く感じる話で、タロウの方もイヴを失うことを考えなくなっているっていうのが伝わってきます。

 

で、もう一点。今週の話を読んで、ようやく江火野さんの存在意義がわかった気がします。

先週、林間学校編は面白くなかったって書いたんですけど、それは、初恋ゾンビ(イヴ)を無視して指宿-江火野の対立になっていて、しかもその対立に先週読んだ時点ではあんまり共感できなかったからです。

指宿くんは、単にタロウに近い女子として江火野さんを警戒しているだけに見える。

江火野さん側からは、タロウの過去や現在の性格に大きな影響を与える人物と指宿くんに注目することはあっても、それって結局タロウのことを気にしているわけで、そんな指宿くん自身に羨ましさを感じたりしているわけではない、と感じました。

つまり私は、指宿くんと江火野さんは、互いのことを自分に持ってないものを持っている存在と認識しているようには感じられなかった、ということです(胸の話じゃないよ)。

それなのに指宿-江火野を対立させて、表面的な巨乳とか男装とか、そういう部分の比較になっているなあと感じていました。

 

一方イヴからは、プールや林間学校での江火野さんに対する態度は、自分の干渉できない他の子と仲良くしていることに嫉妬して怒っている程度に見えました。

でも、今週の話を読んで、江火野と現時点で直接対立しているのは、指宿くんではなく実はイヴの方ではないか、と感じました。

イヴはタロウとずっと一緒にいたいとダイレクトに表明しています。それが可能な存在として、幼馴染でもある江火野さんがいる。イヴにとっての理想の存在は、指宿くんというより江火野さんの方。

指宿くんにとって、イヴは一面では自分がこう育ったかもしれない理想の姿だから (同時に一方的にタロウが押し付けた存在でもある)、イヴを介して考えると、やっぱり江火野も指宿くんから見ると理想であり羨望の対象になるのかも。もちろんこれは、指宿くんが男装して話が拗れたからこういう見せ方になっているのだけど。

江火野側からは、初恋ゾンビは直接見えないけど、タロウの恋の相手としてイヴの向こうに指宿くんがいるわけなので、指宿くんは自分の届かないタロウの隣にいる相手、と見えているのかも。

つまり江火野-指宿の対立はイヴが仲介している。

 

その上で今週の話は、イヴ自身の自我があることや、タロウがイヴ自身を好きになっている様子が凄い綺麗に表現されていて良かったです。これは物語がまだまだ複雑な状態で続きそう。

今後イヴをどう扱った方が面白いかはちょっと分かりませんが、やっぱりイヴや初恋ゾンビを無視して指宿vs江火野の方向性よりは、タロウの理想の存在としてのイヴを江火野や指宿くんがどう感じるか、みたいな話をもっとしてほしい気がする。

 

AはBにとって憧れであると同時に嫌いな自分を浮かび上がらせる存在でもあり…みたいな人間関係を描くのが、峰浪先生は強烈に上手くて、そこに性や恋愛を絡めた溺れる花火やヒメゴトは素晴らしい作品だと思います。TWINKLE LITTLEや東京、雨、したたかに。もそういう部分があるように感じます。

 

・ 来週は巻頭カラー

指宿くんの誕生日の話らしい。楽しみ。重大イベント発生って、作中のイベント=指宿くんの誕生日のことなのか、それともリアルで何か展開があるのか。前者な気がするけど、ちょっと期待。

 

・ 犬のモデルは…

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(出典:週刊少年サンデー2017年12号 320ページ、著者:峰浪りょう

この体型、モデルはは峰浪先生の猫なのかな〜。

初恋ゾンビ64話感想

初恋ゾンビ 峰浪りょう

初恋ゾンビ第64話「不毛な夜」の感想…なんですが。

最初に言うと、林間学校編は絵は好きだしギャグっぽい部分は結構面白いのだけど、ストーリーが全然好きではありません。なんか色々詰め込んでる割に中身が薄い。

なので、短めに面白くなかったと感じる部分を2つだけ。

出典は週刊少年サンデー2017年2月22日号(No.11)の231〜248ページ。

 

1. やっぱり初恋ゾンビが要らない

門司・千綿の話だけでなく、イヴも要らない存在になってしまった。今のイヴは、タロウが明言しない気持ちを指宿くんに示唆するための着せ替え人形でしかない。

 

2. 男装が単なるキャラクターになっている

江火野との比較のためなのか、指宿くんの男装がキャラクター記号っぽく軽く描かれている気がする。初恋ゾンビは「巨乳・黒髪・幼馴染」と「男装・貧乳・お嬢様」がどっちが可愛いか競うラブコメです、とした方が人気が出るってことなのかな…。

 

今後もこういう方向性なら、毎週サンデー買って読みたいとは思わないな〜。

初恋ゾンビ63話感想

初恋ゾンビ 峰浪りょう

初恋ゾンビ第63話「女湯事変」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年2月15日号(No.10)の409〜426ページです。

今週の感想はちょっと短め。 

 

 

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(出典:週刊少年サンデー2017年10号 409ページ、著者:峰浪りょう

扉絵のイヴが可愛い! 初恋ゾンビはやっぱりイヴが1番可愛い。

 

・ 魅惑のお風呂タイム

男装女子が女装して女湯に潜入という、倒錯したギャグが最高に面白い今週の初恋ゾンビ。峰浪先生の描く女性キャラの身体つきは本当に素敵なので、全裸満載の今週は最高でした。

担当さんが書いている柱のコメントにも注目。

いつもなら「あらすじ」が書いてある場所が「はじめに」になっています。

ブコメ作品における”温泉回”とは通常、何かのきかけで主人公が女湯に入ってしまい、後から入ってきた女子に見つからないようにドタバタを繰り広げる…なんて内容が多いですが、『初恋ゾンビ』は違います。女子が女湯に入るという、一見なんの問題もないようなことが事件になるのです。 

週刊少年サンデー2017年10号 410ページ)

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(出典:週刊少年サンデー2017年10号 411ページ、著者:峰浪りょう

指宿くんも小さくツッコミ。でもタロウの女装は思いっきり不細工だからしょうがないね。

 

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(出典:週刊少年サンデー2017年10号 414ページ、著者:峰浪りょう

女子校に転校すれば良かったんじゃ…という指宿くんの意見は「確かに」と思った。

全寮制の女子校とかにいれば初恋ゾンビ見なくて済むし自分をモデルにしたゾンビも出来なかった気がする。「それだけが男装してる理由じゃないし…」と言っているが、他の理由ってなんだっけ…。日本でタロウに会うために男装はじめたわけじゃないし、日本でも潔白女学園に入って登下校は車で通えば男に目撃されずに生活できたよね。

え、マジでなんでだ?

あと、指宿くんは女子の輪に入らなくなって5年って言ってるけど、12歳の時に男装始めたから、長くて4年くらいでは? 小6から数えて5年目ってことかな。

 

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(出典:週刊少年サンデー2017年10号 415ページ、著者:峰浪りょう

この指宿くんの表情が好き。メガネ似合う。しかしタオルをお湯に入れるのはどうかと思う。

あと、正体バレないようにしているのだろうけど、髪を結ばないで湯船に付けるのは逆に注目を集めたりしないのだろうか。髪をおろしてないとエクステ付けた意味ないけど、その矛盾。

 

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(出典:週刊少年サンデー2017年10号 414ページ、著者:峰浪りょう

希空は髪とめてて可愛い。別府さんの表情も好き。もちろん清武さんも良い。すごく良い。

そういえば、そもそも初恋ゾンビでロングの髪型そのままのキャラってあんまりいないよね。希空くらい(みさを先輩もやや長めか)。校則で長い髪は縛らないといけないとかあるのかな。厳しい学校だと、女子は肩にかかるとダメとか、男子は耳が隠れるとダメとか、あるよね。

 

ラストの指宿くんの寝顔もめっちゃ可愛いので来週も楽しみです。

タロウのXXXはXXXするのか!?

初恋ゾンビ62話感想

初恋ゾンビ 峰浪りょう

初恋ゾンビ第62話「それぞれの、炎」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年2月8日号(No.9)の337〜354ページ。

 

気がつけばもう明日には次のサンデー発売ですが一応感想。

 

 

・ やっぱりラブコメ路線

やはりというべきか、門司・千綿の話はあっさり終わり、前半は江火野とタロウがいい雰囲気な感じ。

これは今週だけではなんとも言えないな〜、という感想。

先週の1体失恋Zができるなという台詞から、江火野は男に興味ないとタロウは思っていた。なのに、男に呼び出されてそれに江火野が付いてきたことに、怒っている。で、怒る理由は「彼女作んなとか言っといて」と江火野のせいにしてるけど、本当は江火野に彼氏ができる(か自分以外の男に近づく)のが嫌だという気持ちがあるわけでしょう。

江火野も、タロウが自分以外の誰かに告白すると思って後を追ってきた。つまり、江火野とタロウは同じ気持ちだった、と。

イヴが眠りにつきかけたから、タロウもそのことを自覚したのだろうけど、それでどうなるかは分かりませんね〜。ここまでラブコメ路線への布石を打ちまくったら、翌週にはタロウが江火野に告白してもおかしくない感じになってきましたが、さて。

 

・ タイトルの意味とは

今回のタイトル「それぞれの、炎」。

見つめ合った2人の心に恋の炎が宿った?

それもあるでしょうが、逆にイヴの炎(命)が弱まっている絵にも見える。

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(出典:週刊少年サンデー2017年9号347ページ、著者:峰浪りょう

そして指宿くんの炎は?

この絵、キャンプファイヤーの炎に1番近く、明るく照らされているのは指宿くんですが…。

妄想気味に深読みすると、外部の炎(江火野とタロウ)が眩しくて直視できないとか、江火野と対比することで自分の影が見えているとか、そういう感じもします。

 

・ 女性の描き方がいいよね

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 (出典:週刊少年サンデー2017年9号 353ページ、著者:峰浪りょう

今回、1番好きな絵はこの女湯で着替えるシーン…のモブキャラたち。

峰浪先生の描くモブキャラの女性の絵はすごく可愛いし色っぽい。

私の思い込みかもしれませんが、空中に浮かんでいる初恋ゾンビとはまた違った色っぽさがある気がするんですよね。

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(出典:週刊少年サンデー2017年9号 352ページ、著者:峰浪りょう

例えば、男湯で空中に浮かんでいる初恋ゾンビは、「男に裸を見られた女がすべき反応」をしてるんですよね。言い換えれば、男がしてほしい反応。一方の女湯の女性は、自然に脱いで自然に話している。

「男性が見たい女性(男性に見られる女性)」と「女性に見られる女性」って言うんですかね〜。この違いが、身体つきや表情、仕草にも出ているように感じます。

これは単に男性の妄想や夢ってだけではなくて、女性自身も男性に見られる時の振る舞いと、女性に見られる時の振る舞いっていうのがあるわけじゃないですか。峰浪先生の描く女性キャラ(特にモブキャラ)は、そういう仕草や表情が自然に表現できていて好きなんですよね〜。そういう部分に現れる色気とか可愛さとかを盗み見てる感じが良いのです。

なので、来週の女湯の話はとても楽しみです。少年漫画は男性向けに夢を描くのかもしれませんが…。

 

・ 女子が女装して女湯へ侵入

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(出典:週刊少年サンデー2017年9号 354ページ、著者:峰浪りょう

これは面白い展開(ギャグ的な意味で)。アオリも面白い。 

希空が7組なので、タロウたちの学校は7クラス以上あると考えられる。1クラス40人で、男女比が半々としても、140人の女子生徒がいるわけです。

1年の夏休みだし、見たことのない生徒がいてもそれほど気にならない、か?

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(出典:週刊少年サンデー2017年9号347ページ、著者:峰浪りょう

でもちょっと待って欲しい。よく見ると、入浴はクラスごとに纏まって行うことになっている。

これはばれるでしょ…。

どうなる指宿くん!

サンデーS3月号ラブコメ読み切り感想

サンデー

サンデーSのラブコメ特集に掲載されていた読み切りの感想です。

出典はすべて週刊少年サンデーS3月1日増刊号です。

おそらく新人の作者さん達はもうみんな私より歳下なんだろうな〜。漫画を売り物としてちゃんと描けるんだから、すごいなあ。

 

 ・ 僕らのフレンドコード(矢村いち) 

主人公がヒロインの秘密を知ってしまいピンチを助けたりする話は、すごく普通のラブコメっぽい展開だけど、そのぶん読みやすくてよかった。

ヒロインの性格や魅力がイマイチ掴めなかったけど、美術のモデルで教師が入ってきた時のヒロインの顔は可愛かったです。

あとひとつ気になったのは、スマホ持ち込み禁止の高校で、なぜあんな場所に忘れてあるんだ。

 

・ お前は俺のオカンかよ!?(井上小春) 

若手No.1ギャル好き作家という不思議な紹介文。Twitterを見ると、名言はされていないけど鬼ヲ辿リテ幾星霜の兎中信志先生のアシスタントさんっぽい?

女の子の絵はとても可愛くて、読み切りの中では1番好み。膝枕のシーンとか良い。入賞に驚いている表情も好きです。もっといろんな絵を見てみたいと思える可愛さ。

オカンテンプレは特に共感するわけではないんだけど、うまくストーリーに合ってて良かった。応援してくれる女の子って良いね〜。

最後だけオカンっぽくない表情というオチは、表情はとっても可愛かったけど、ちょっと単純な気も。

 

・ 欲ばりの末路(森下みゆ)

サンデーうぇぶりの西村啓先生のお手伝いをしていたとTwitter情報。

他の作品とはちょっと傾向が違う異質な感じが良かった。他の作品も読みたいと思える。

あと男の子の表情はこの作品が良かった。女の子の絵も、可愛いだけじゃなくていろんな表情でいろんなタイプの絵を描けそう。この作品も可愛いと美人っぽい絵が両方あって素敵です。

精霊(?)的なやつをバックに女の子が立つシーンはどれも迫力満点。動きのある絵もいい感じ。

なんで男の子の方は校内でしか変身しなかったのだろう?

 

・ 貧乏神に恋したら。(五味真知仁)


最初に思ったのは、作者さんの名前が読めねえ。「ごみ・まちと」さんと読むようです。ねこぐち先生のスタッフさんとのこと。確かに絵が似ている気がする。

個人的には今回1番面白かった。

主人公が「お金で愛を買おうとする」という単純な話ではなく、最初の段階でこの気持ちをなくしたくないと言って「愛の為にお金も稼ごうとする」というのが良かった。その上でちゃんと起承転結があって、最後のオチも良かった。

ヒロインの絵も可愛いんだけど、本格的な恋愛っていうよりは、ちょっとギャグっぽい絵な気がする。いや、天野めぐみが受け入れられるんだから問題ないのか…?

 

・ 小春日和(渡辺正文) 

暁の暴君を連載していた伊織先生の元アシスタントさん。

ヒロインの手の動きとか歩き方とか、細かい仕草が可愛い。最後、カレーにソースぶっかけてるヒロインの絵が好きです。

主人公のテンション高めなのも好きなんですけど、イマイチ特徴が掴みきれず、ヒロインの前で照れて言動がおかしくなる感じに面白さを感じられなかった。

ところで、ヒロインが付けてたエプロンに主人公の名前が書いてあったけど、お前料理しないんじゃないのか。あれか、家庭科の授業とかで作らされるやつか。

 

・ ばかと天才(渥美駿)

「あつみ・たける」さん。この人も名前読めねえ。こちらはオダトモヒト先生のアシスタントさん。やはり少し師匠に似ているような気がしないでもない。

台詞や表情だけじゃない間や行動で主人公もヒロインも魅力的にみえるのはとてもすごいと思う。

大庭さん可愛い。

ただ主人公が嫌われ者の理由が分からん。よっぽど性格悪いのか。

渥美さんはこの作品がデビュー作ですが、新世代サンデー賞2015年5月期で佳作を受賞された作品のタイトルは「俺の鼻毛カッター知らない!?」。すごく内容が気になる…。

 

ブコメ特集のついでに、特集されてた4作品のうち、初恋ゾンビ以外の作品について普段から思っていることを書きます(読み切りの感想ではないです)。

 

天野めぐみはスキだらけ!

この作品は、例えるなら映画監督目指さない真中と北大路さつきしか登場しない「いちご100%」。もはやいちご要素0%だけど、要はストーリーがない。だからなのか、この作品「だけ」を読んでも満足できないんですよね。同時に同じような(萌え要素に注目した)作品を読んで、ああこっちのヒロインも可愛いな〜、みたいな読み方する人にはいいのかもしれません。

これは空気系とは違うし、ギャルゲーでいろんな女子を攻略する感覚ともちょっと違う。どちらかと言うと、なろう小説がみんな異世界に転移しまくるのに近い感覚。自分の中でもうまく説明できないけど…。

 

古見さんは、コミュ症です。

この作品は、ラブコメっていうよりギャグ。ただしギャグがキャラクターの個性のみに依存しているので、ある意味では天野めぐみ以上に萌え漫画。

そして肝心のキャラクターが、個人的には面白くないことが多い。サンデーうぇぶりに掲載されているインタビューでオダ先生が述べているコミュ障の例は共感できるのですが、漫画の中の古見さんにはイマイチ共感できない。なんでだろう。

こういう個性的(変)な女の子を中心にするのは「だがしかし」人気に便乗してるんですかね? だがしかしはキャラっていうより各人物の行動が面白いので、キャラクターネタしかない古見さんとはだいぶ違いますけど、なんとなくそんな気もする。 

 

・ 魔王城でおやすみ

これは古見さん以上に完全にギャグ漫画なので、好き嫌いというよりギャグが面白いときは面白いしつまらない時はつまらない。睡眠道具ネタはもうネタ切れで無理やりな感じがするので、他のネタがどれだけ続くのか。姫からはあんまり萌えキャラを意識している感じは受けませんが、ヒロイン特集に組み込まれているし、個性的な女主人公という点では最近のサンデーに多い傾向。さてこれからどうなるか。

 

最近の新連載だと、萌え漫画ではないけどRYOKOや舞妓さんの話も主人公は女の子。サンデーうぇぶりでも一気に4本も恋愛メインの漫画を新連載するらしい(恋と愛の4大新連載 一挙スタート!! | サンデーうぇぶり | 完全無料! 毎日更新!)。さらに新人にもラブコメ描かせて、サンデーはとりあえず女の子出して数撃ちゃ当たる作戦なんですかね?

初恋ゾンビ61話感想

峰浪りょう 初恋ゾンビ

初恋ゾンビ第61話「メイク・ラブストーリー 」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年2月1日号(No.8)の115〜134ページです。

タイトルはメイクラブ・ストーリーではなくメイク・ラブストーリー。タロウが告白の脚本を書いているからですね。

 


 

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(出典:週刊少年サンデー2017年8号 115ページ、著者:峰浪りょう) 

扉絵はセンターカラー。56話の江火野さんの水着カラー以来。

これまでは作中の季節に合わせて夏っぽいカラーでしたが、今回は冬。

単行本2巻のおまけで、冬服の設定は決まっていることが明らかにされていましたが、初恋ゾンビの作中で冬になる日は来るのでしょうか。

 

感想 

今週の初恋ゾンビは、はっきり言って、個人的には面白いとは言い難い部分がありました。

以下、多少ネガティブな意見も含む個人の感想です。

 

まず普通に良かった部分。

 

・ アリスさんを探せ

今週もアリスさんが何度も登場。

私が見つけられたのは5箇所。ただし1箇所はかなり小さくてアリスさんなのか別のものなのか判断が微妙…。

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(出典:週刊少年サンデー2017年8号 132ページ、著者:峰浪りょう

これ、普通に生徒に気付かれてるけど大丈夫なのでしょうか。

アリスさんが指宿くんのピンチを救うのではなく、最後にアリスさんが不審者として捕まったのを指宿くんが助けるオチもあり得る。

 

・ 指宿くんの嫉妬?

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(出典:週刊少年サンデー2017年8号 125ページ、著者:峰浪りょう

このシーンはもっと見たかった。

イヴに感情や自我があるのかという部分も気になりますが、それよりもこの指宿くんの台詞は「自分はイヴより素敵じゃない」と思ってしまう弱い部分を表現している。

イヴは自分のコピーなので、もちろんタロウの理想を反映しているけれど、言うなれば指宿くんが主(オリジナル)でイヴが従(コピー)。指宿くんがそういう考え方をしているかは分からないけど、そんなイヴに同情されて、自分と比べてしまう嫉妬心がもしあるなら、その感情はひとつの大きな行動原理になると思うなあ。嫉妬心とか劣等感はなかなか捨てられない感情だって聞くので。

 

 

以下ややネガティブな感想。 

初恋ゾンビ要らないじゃん

これまでの初恋ゾンビは、他人の恋愛トラブルをタロウ・指宿くんが解決する話と、江火野・指宿・イヴそれぞれに焦点を当てた短編、という構成でした。

しかし、今回は門司・千綿の話に他の話が乗っかってきている状況です。

しかも、門司の千綿ゾンビの特徴(触手)は、これまでの失恋ゾンビみたいに恋や自分の悩みを反映しているわけではなく、いまのところ、指宿くんとイヴをフェードアウトさせるための道具でしかない。

これなら、もはや初恋ゾンビは要らないのでは。

もう他人の恋愛を見るフェーズは終わったということでしょうか。

でも、それだったら掘り下げるべきは指宿くん自身の恋愛とかイヴの話であって、江火野さんとタロウの関係性ではないのでは。

門司・千綿の話でなにがしたいのか、イマイチ分かりません。

 

・ 江火野さんの立ち位置

どうも江火野さんの立ち位置が私の考えとずれている気がします。

私の考えなんて、勝手に予想してる妄想みたいなものですが…。

私は、言い方はとっても悪いんですけど、江火野さんは当て馬だと思ってるんです。指宿くんのライバルとかではなく、言葉通りタロウを発情させるための当て馬。

なので、タロウが江火野さんにドキドキするのは良いとして、江火野さんがタロウを意識するのもまあ多少はいいんですけど、江火野さん側の感情を全面に押し出されるとなんか違うなあって気がするんですよね。

タロウが指宿くん・イヴ以外の「誰か」が恋愛する話は必要で、その誰かが江火野さんでもいいけど、「江火野さん」とタロウの恋愛がみたいわけじゃないって感覚。

酔った勢いでタロウと江火野さんがXXXするとか、そういう展開になるなら話は別ですが…。さすがにそれはないでしょう。

 

グダグダ書いてますが、しかし、どうも一般的には江火野さんメインの話は評判が良いらしい。

ということで今回の話も、私の感想とは逆に人気なのかも。私の読み方はどこかずれているんだろうなあ。

なんとなく、初恋ゾンビは当初の予定より江火野さんを中心に寄せたラブコメに舵をきっている気がするのではないか、と勝手に思っています。が、もし峰浪先生がこういう話を最初から描くつもりだったのだとしたら、私はこれまでの初恋ゾンビをずっと勘違いして読んでいることになりますね…。

 

おまけ

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(出典:週刊少年サンデー2017年8号 276ページ)

1/25発売のサンデーSに初恋ゾンビの書き下ろし漫画が掲載されるそうです。

というわけで年賀状応募の時のようにサンデーSをネットで注文。

色紙のプレゼントもあるようです。

色紙はこれかな〜。応募しなくては。

 

感想はすべて個人の意見です。
記事中で引用した画像の著作権は各々の作者に帰属します。問題があればご指摘ください。
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