読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

好き勝手に漫画の感想を書くブログ

最近は峰浪りょう先生が好きです

サンデーS3月号ラブコメ読み切り感想

サンデーSのラブコメ特集に掲載されていた読み切りの感想です。

出典はすべて週刊少年サンデーS3月1日増刊号です。

おそらく新人の作者さん達はもうみんな私より歳下なんだろうな〜。漫画を売り物としてちゃんと描けるんだから、すごいなあ。

 

 ・ 僕らのフレンドコード(矢村いち) 

主人公がヒロインの秘密を知ってしまいピンチを助けたりする話は、すごく普通のラブコメっぽい展開だけど、そのぶん読みやすくてよかった。

ヒロインの性格や魅力がイマイチ掴めなかったけど、美術のモデルで教師が入ってきた時のヒロインの顔は可愛かったです。

あとひとつ気になったのは、スマホ持ち込み禁止の高校で、なぜあんな場所に忘れてあるんだ。

 

・ お前は俺のオカンかよ!?(井上小春) 

若手No.1ギャル好き作家という不思議な紹介文。Twitterを見ると、名言はされていないけど鬼ヲ辿リテ幾星霜の兎中信志先生のアシスタントさんっぽい?

女の子の絵はとても可愛くて、読み切りの中では1番好み。膝枕のシーンとか良い。入賞に驚いている表情も好きです。もっといろんな絵を見てみたいと思える可愛さ。

オカンテンプレは特に共感するわけではないんだけど、うまくストーリーに合ってて良かった。応援してくれる女の子って良いね〜。

最後だけオカンっぽくない表情というオチは、表情はとっても可愛かったけど、ちょっと単純な気も。

 

・ 欲ばりの末路(森下みゆ)

サンデーうぇぶりの西村啓先生のお手伝いをしていたとTwitter情報。

他の作品とはちょっと傾向が違う異質な感じが良かった。他の作品も読みたいと思える。

あと男の子の表情はこの作品が良かった。女の子の絵も、可愛いだけじゃなくていろんな表情でいろんなタイプの絵を描けそう。この作品も可愛いと美人っぽい絵が両方あって素敵です。

精霊(?)的なやつをバックに女の子が立つシーンはどれも迫力満点。動きのある絵もいい感じ。

なんで男の子の方は校内でしか変身しなかったのだろう?

 

・ 貧乏神に恋したら。(五味真知仁)


最初に思ったのは、作者さんの名前が読めねえ。「ごみ・まちと」さんと読むようです。ねこぐち先生のスタッフさんとのこと。確かに絵が似ている気がする。

個人的には今回1番面白かった。

主人公が「お金で愛を買おうとする」という単純な話ではなく、最初の段階でこの気持ちをなくしたくないと言って「愛の為にお金も稼ごうとする」というのが良かった。その上でちゃんと起承転結があって、最後のオチも良かった。

ヒロインの絵も可愛いんだけど、本格的な恋愛っていうよりは、ちょっとギャグっぽい絵な気がする。いや、天野めぐみが受け入れられるんだから問題ないのか…?

 

・ 小春日和(渡辺正文) 

暁の暴君を連載していた伊織先生の元アシスタントさん。

ヒロインの手の動きとか歩き方とか、細かい仕草が可愛い。最後、カレーにソースぶっかけてるヒロインの絵が好きです。

主人公のテンション高めなのも好きなんですけど、イマイチ特徴が掴みきれず、ヒロインの前で照れて言動がおかしくなる感じに面白さを感じられなかった。

ところで、ヒロインが付けてたエプロンに主人公の名前が書いてあったけど、お前料理しないんじゃないのか。あれか、家庭科の授業とかで作らされるやつか。

 

・ ばかと天才(渥美駿)

「あつみ・たける」さん。この人も名前読めねえ。こちらはオダトモヒト先生のアシスタントさん。やはり少し師匠に似ているような気がしないでもない。

台詞や表情だけじゃない間や行動で主人公もヒロインも魅力的にみえるのはとてもすごいと思う。

大庭さん可愛い。

ただ主人公が嫌われ者の理由が分からん。よっぽど性格悪いのか。

渥美さんはこの作品がデビュー作ですが、新世代サンデー賞2015年5月期で佳作を受賞された作品のタイトルは「俺の鼻毛カッター知らない!?」。すごく内容が気になる…。

 

ブコメ特集のついでに、特集されてた4作品のうち、初恋ゾンビ以外の作品について普段から思っていることを書きます(読み切りの感想ではないです)。

 

天野めぐみはスキだらけ!

この作品は、例えるなら映画監督目指さない真中と北大路さつきしか登場しない「いちご100%」。もはやいちご要素0%だけど、要はストーリーがない。だからなのか、この作品「だけ」を読んでも満足できないんですよね。同時に同じような(萌え要素に注目した)作品を読んで、ああこっちのヒロインも可愛いな〜、みたいな読み方する人にはいいのかもしれません。

これは空気系とは違うし、ギャルゲーでいろんな女子を攻略する感覚ともちょっと違う。どちらかと言うと、なろう小説がみんな異世界に転移しまくるのに近い感覚。自分の中でもうまく説明できないけど…。

 

古見さんは、コミュ症です。

この作品は、ラブコメっていうよりギャグ。ただしギャグがキャラクターの個性のみに依存しているので、ある意味では天野めぐみ以上に萌え漫画。

そして肝心のキャラクターが、個人的には面白くないことが多い。サンデーうぇぶりに掲載されているインタビューでオダ先生が述べているコミュ障の例は共感できるのですが、漫画の中の古見さんにはイマイチ共感できない。なんでだろう。

こういう個性的(変)な女の子を中心にするのは「だがしかし」人気に便乗してるんですかね? だがしかしはキャラっていうより各人物の行動が面白いので、キャラクターネタしかない古見さんとはだいぶ違いますけど、なんとなくそんな気もする。 

 

・ 魔王城でおやすみ

これは古見さん以上に完全にギャグ漫画なので、好き嫌いというよりギャグが面白いときは面白いしつまらない時はつまらない。睡眠道具ネタはもうネタ切れで無理やりな感じがするので、他のネタがどれだけ続くのか。姫からはあんまり萌えキャラを意識している感じは受けませんが、ヒロイン特集に組み込まれているし、個性的な女主人公という点では最近のサンデーに多い傾向。さてこれからどうなるか。

 

最近の新連載だと、萌え漫画ではないけどRYOKOや舞妓さんの話も主人公は女の子。サンデーうぇぶりでも一気に4本も恋愛メインの漫画を新連載するらしい(恋と愛の4大新連載 一挙スタート!! | サンデーうぇぶり | 完全無料! 毎日更新!)。さらに新人にもラブコメ描かせて、サンデーはとりあえず女の子出して数撃ちゃ当たる作戦なんですかね?

初恋ゾンビ61話感想

初恋ゾンビ第61話「メイク・ラブストーリー 」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年2月1日号(No.8)の115〜134ページです。

タイトルはメイクラブ・ストーリーではなくメイク・ラブストーリー。タロウが告白の脚本を書いているからですね。

 


 

f:id:negikatsu:20170118210201p:image

(出典:週刊少年サンデー2017年8号 115ページ、著者:峰浪りょう) 

扉絵はセンターカラー。56話の江火野さんの水着カラー以来。

これまでは作中の季節に合わせて夏っぽいカラーでしたが、今回は冬。

単行本2巻のおまけで、冬服の設定は決まっていることが明らかにされていましたが、初恋ゾンビの作中で冬になる日は来るのでしょうか。

 

感想 

今週の初恋ゾンビは、はっきり言って、個人的には面白いとは言い難い部分がありました。

以下、多少ネガティブな意見も含む個人の感想です。

 

まず普通に良かった部分。

 

・ アリスさんを探せ

今週もアリスさんが何度も登場。

私が見つけられたのは5箇所。ただし1箇所はかなり小さくてアリスさんなのか別のものなのか判断が微妙…。

f:id:negikatsu:20170118210305j:image

(出典:週刊少年サンデー2017年8号 132ページ、著者:峰浪りょう

これ、普通に生徒に気付かれてるけど大丈夫なのでしょうか。

アリスさんが指宿くんのピンチを救うのではなく、最後にアリスさんが不審者として捕まったのを指宿くんが助けるオチもあり得る。

 

・ 指宿くんの嫉妬?

f:id:negikatsu:20170118210312j:image

(出典:週刊少年サンデー2017年8号 125ページ、著者:峰浪りょう

このシーンはもっと見たかった。

イヴに感情や自我があるのかという部分も気になりますが、それよりもこの指宿くんの台詞は「自分はイヴより素敵じゃない」と思ってしまう弱い部分を表現している。

イヴは自分のコピーなので、もちろんタロウの理想を反映しているけれど、言うなれば指宿くんが主(オリジナル)でイヴが従(コピー)。指宿くんがそういう考え方をしているかは分からないけど、そんなイヴに同情されて、自分と比べてしまう嫉妬心がもしあるなら、その感情はひとつの大きな行動原理になると思うなあ。嫉妬心とか劣等感はなかなか捨てられない感情だって聞くので。

 

 

以下ややネガティブな感想。 

初恋ゾンビ要らないじゃん

これまでの初恋ゾンビは、他人の恋愛トラブルをタロウ・指宿くんが解決する話と、江火野・指宿・イヴそれぞれに焦点を当てた短編、という構成でした。

しかし、今回は門司・千綿の話に他の話が乗っかってきている状況です。

しかも、門司の千綿ゾンビの特徴(触手)は、これまでの失恋ゾンビみたいに恋や自分の悩みを反映しているわけではなく、いまのところ、指宿くんとイヴをフェードアウトさせるための道具でしかない。

これなら、もはや初恋ゾンビは要らないのでは。

もう他人の恋愛を見るフェーズは終わったということでしょうか。

でも、それだったら掘り下げるべきは指宿くん自身の恋愛とかイヴの話であって、江火野さんとタロウの関係性ではないのでは。

門司・千綿の話でなにがしたいのか、イマイチ分かりません。

 

・ 江火野さんの立ち位置

どうも江火野さんの立ち位置が私の考えとずれている気がします。

私の考えなんて、勝手に予想してる妄想みたいなものですが…。

私は、言い方はとっても悪いんですけど、江火野さんは当て馬だと思ってるんです。指宿くんのライバルとかではなく、言葉通りタロウを発情させるための当て馬。

なので、タロウが江火野さんにドキドキするのは良いとして、江火野さんがタロウを意識するのもまあ多少はいいんですけど、江火野さん側の感情を全面に押し出されるとなんか違うなあって気がするんですよね。

タロウが指宿くん・イヴ以外の「誰か」が恋愛する話は必要で、その誰かが江火野さんでもいいけど、「江火野さん」とタロウの恋愛がみたいわけじゃないって感覚。

酔った勢いでタロウと江火野さんがXXXするとか、そういう展開になるなら話は別ですが…。さすがにそれはないでしょう。

 

グダグダ書いてますが、しかし、どうも一般的には江火野さんメインの話は評判が良いらしい。

ということで今回の話も、私の感想とは逆に人気なのかも。私の読み方はどこかずれているんだろうなあ。

なんとなく、初恋ゾンビは当初の予定より江火野さんを中心に寄せたラブコメに舵をきっている気がするのではないか、と勝手に思っています。が、もし峰浪先生がこういう話を最初から描くつもりだったのだとしたら、私はこれまでの初恋ゾンビをずっと勘違いして読んでいることになりますね…。

 

おまけ

f:id:negikatsu:20170118210330p:image

(出典:週刊少年サンデー2017年8号 276ページ)

1/25発売のサンデーSに初恋ゾンビの書き下ろし漫画が掲載されるそうです。

というわけで年賀状応募の時のようにサンデーSをネットで注文。

色紙のプレゼントもあるようです。

色紙はこれかな〜。応募しなくては。

 

初恋ゾンビ5巻好きなシーンBEST5

初恋ゾンビ5巻の電子書籍版がようやく発売になりました。

f:id:negikatsu:20170114181119p:image

(出典:初恋ゾンビ5巻、著者:峰浪りょう

表紙は朱々子と女装指宿くん。可愛い! 

 

というわけで今回も個人的に好きなシーンBEST5を発表。

 

5位

f:id:negikatsu:20170114175708j:image

(出典:初恋ゾンビ5巻 53ページ、著者:峰浪りょう

第40話「確信犯ガール」より朱々子が自分の着ている制服を脱いで指宿くんに渡すシーン。これはなんとも言えないエロスを感じる。

自分の着ている服を着せる・誰かと同じ服を着るって、ヒメゴトでも由樹・未果子・カイトが散々やっていた行為で、ちょっとヒメゴトを思い出すシーンです。

 

ちなみにこの朱々子の絵、単行本ではちょっと描き直されています。

f:id:negikatsu:20170114175720j:image 

(出典:週刊少年サンデー2016年36号 127ページ、著者:峰浪りょう

こっちが週刊少年サンデー版。単行本では、服が透けなくなっているのと、脚が描き直してあるっぽい。

あと、前髪の分け目が1箇所増えてる。週刊誌版では色を塗り間違えてたのでしょうか。細かい。

 

4位

f:id:negikatsu:20170114175731j:image 

(出典:初恋ゾンビ5巻 74ページ、著者:峰浪りょう

第41話「約束の場所」よりギャグシーン。

この話はタロウと出会ってからの指宿くんの表情がすべて面白い名シーン。

もはや女装認定されることを指宿くんも受け入れていて「女だとバレる!」とはまったく思っていないのが面白い。

5巻では次のストーカー編でも女装してるけど、毎回朱々子の策は失敗してて朱々子のポンコツっぷりと指宿くんの可愛さが毎回いい感じ。

 

3位

f:id:negikatsu:20170114175746j:image

(出典:初恋ゾンビ5巻 138ページ、著者:峰浪りょう

第45話「乙女心と夏祭り」よりタロウを待ち伏せする指宿くん。

偶然を装うために靴を出したり入れたりしているのが小学生みたいで可愛い。

しかも作戦失敗してうまくタロウと話せず不機嫌になる指宿くん。最初はクールなキャラだったのに、どんどんチョロいヒロインになっています。

 

2位

f:id:negikatsu:20170114175753j:image

(出典:初恋ゾンビ5巻 165ページ、著者:峰浪りょう

第46話「花火のように輝いて」から、イヴが意識を失うシーン。

これはサンデー本誌で読んだ時、かなり衝撃的なシーンでした。

タロウの気持ちがイヴ・指宿くん以外の女性(江火野さん)にも向かうことを示す話でしたが、それをイヴが眠りにつくという方法で表現するのがすごく良かったです。

イヴの浴衣が江火野さんと同じって時点で、十分そのことを表現できそうですが、ものすごい急展開でしたね〜。しかも、それを指宿くんに見られるって部分を描かないのもびっくり。指宿くんは初恋ゾンビを介して他人の感情が読めるのに、簡単にその設定を利用しないのがよいのです。

 

1位

 f:id:negikatsu:20170114175804j:image

(出典:初恋ゾンビ5巻 38ページ、著者:峰浪りょう

第39話「波瀾な夏の始まり」より、指宿くんの台詞。

この台詞、どういう意味があるのか中々難しい場面でした。

指宿くんは本当は女性らしく生きたいって気持ちがあるはずなので、ある意味でタロウだけでなく指宿くんにとってもイヴは理想の姿、のはずです。なので、このシーンは指宿くんが理想への憧れや、現在の自分とのギャップを感じているのを表現しているのだと最初は思いました。

でも、5巻には収録されていませんが、真里南編を読んてからは、ちょっと違うのかな、という気もします。むしろこの台詞は、イヴみたいな理想を見ているタロウと現実の自分はうまくいかないのでは、という考えが現れたものなのかも。

ちょっと漫画の構造を利用したメタっぽい意見ですが、観覧車ってラブコメとかではデートの象徴のような特別なイベントなので、それにタロウがイヴを選んだというのは、この時点では江火野さんや指宿くんよりもイヴを特別視しているってことを暗に示しているの、かも?

 

他に好きなのは、第47話「十五の夜」の制服姿のイヴなど。好きなシーンではなく好きな話数を選ぶなら、5巻で1番好きなのは47話です。

 

おまけ 〜とても細かい単行本で修正された箇所〜

5位の朱々子の絵のように、単行本で修正された箇所がいくつかあります。

この5巻に収録されている話は、すべてサンデーが電子化されてから公開された話なので、週刊誌と単行本の修正箇所が簡単に見比べられます。

ということで、私が気がついた修正箇所をいくつか公開。両方の絵を並べるのはどうかと思うので、週刊誌版の絵を引用しておきます。気になった方は単行本の絵と比べてみてください。

 

1. 観覧車のイヴの服装

f:id:negikatsu:20170114175820j:image

(出典:週刊少年サンデー2016年35号 433ページ、著者:峰浪りょう

単行本では胸の谷間が協調され、スカートがもっとふわっとした感じになってます。

 

2. お化け屋敷の江火野さんの表情

f:id:negikatsu:20170114175831j:image

(出典:週刊少年サンデー2016年34号 144ページ、著者:峰浪りょう

単行本では髪の毛の乱れ具合や色使いが変わっていて、もっと怖がっている感じになった気がします。

 

3. ストーカー男の花びら

f:id:negikatsu:20170114175844j:image

(出典:週刊少年サンデー2016年41号 30ページ、著者:峰浪りょう

単行本ではバラの花の数が減って後ろの江火野さんの脚がよく見えてよりシュールな場面になっています。

 

4. 天草さんの立ち方

f:id:negikatsu:20170114175901j:image

(出典:週刊少年サンデー2016年42号 319ページ、著者:峰浪りょう

単行本ではドアを開けて前のめりな感じになっている気がする。非常に細かい修正です。

 

5. 朱々子の台詞の位置

f:id:negikatsu:20170114175914j:image

(出典:週刊少年サンデー2016年42号 326ページ、著者:峰浪りょう

朱々子の台詞の位置が変わって浴衣姿がよく見えるようになりました。あと台詞の位置が単行本の方が自然に指宿くんへの返答だと分かる気がする。細かい。

 

6. 制服姿のイヴ

f:id:negikatsu:20170114175925j:image

(出典:週刊少年サンデー2016年44号 241ページ、著者:峰浪りょう

単行本ではスカートがふわっとして脚と下着がもっと見えるようになりました。朱々子のパンツは見えなくなったのに、この違いは一体なぜ…。

 

7. 靴がなくなってる

f:id:negikatsu:20170115144636j:plain

(出典:週刊少年サンデー2016年44号 241ページ、著者:峰浪りょう

同じページより。週刊誌では靴を履いていたのが、単行本では靴下のみに。

室内だから土足はおかしい、と思ったのかも。

 

他にもあるのでしょうが、とりあえずぱっと気がついたのはこんなところです。

初恋ゾンビは週刊誌のほうで大きな矛盾とか明らかに異常な絵というのはほとんど出てこないのですが、それでも単行本では細かい修正がしてあります。こういう修正箇所って峰浪先生がご自身で読み直して納得いかないところを決めて描き直しているんですかね? 単行本作業、お疲れ様です。

初恋ゾンビ60話感想

初恋ゾンビ第60話「フライングゲット!?」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年1月29日号(No.7)の211~228ページです。

タイトルのフライングゲットは、発売日より前に商品を買うことですが、それをもとに周りの男を出し抜いて女の子をゲットするって意味の歌をAKB48が歌っています。


【MV full】 フライングゲット (ダンシングバージョン) / AKB48 [公式]

ということで、このタイトルの意味は門司くんが林間学校開始前に千綿さんをフライングゲットしようとした、って意味かな~。 

 

 f:id:negikatsu:20170111223836p:image

(出典:週刊少年サンデー2017年7号 211ページ、著者:峰浪りょう

扉絵は写真が重なった風。真ん中の写真の清武さんと浮羽さんが可愛い。ピースしてるイヴも可愛い。

 

どうした峰浪先生

今週の初恋ゾンビ、新年1発目なのですが、今までとは全然違う方向にかっ飛ばしてきました。

もしかしてこれは峰浪先生が本気で描いたお色気シーンなのか…? と少しだけ思いましたが、遊びの回だったそうです。個人的にはめっちゃ笑ったので、遊びでよかった。

いやー。初恋ゾンビになにがあったのかと思った。

 

アリスさん登場?

 f:id:negikatsu:20170111223845j:imagef:id:negikatsu:20170111223849j:imagef:id:negikatsu:20170111223901j:image

(出典:週刊少年サンデー2017年7号 215、216、227ページ、著者:峰浪りょう

自主規制の衝撃で最初は気が付きませんでしたが、何回もアリスさんらしき人が映り込んでいました。3枚目は分かりにくいけど、宿泊施設まで付いてきているようです。

林間学校中の指宿くんのピンチに颯爽と現れる、のかなあ…。

 

タロウがイヴにデレてる

f:id:negikatsu:20170111223911p:image

(出典:週刊少年サンデー2017年7号 215ページ、著者:峰浪りょう

イヴを怖がらせんじゃねーよ!!という台詞の他にも、バスで隣にイヴが来て嬉しそうにするタロウ。

 

それにしても、さらっと指宿くんの方に移動する清武さんや、堂々カップルで座る黒川くん&別府さんなど、こんなにリア充感溢れるクラスは非リアにはキツそう。

バスで隣が空いていることから、きっと門司くんは非リア側なのだろう。周りのリア充オーラに焦って告白してしまったのだろうか。

そして振ったことを早速友人に話す千綿さん。千綿さんと友人(鴨池さん?)も外見からはそこまで上位カーストっぽくないが…だって無理なんだもんとは…。

ちなみに鴨池さんの名前を調べるのに単行本3巻を見たら、門司くんの座席は前に津奈木・薬院、後ろに久留目・江火野、左隣は黒川、というまあリア充に囲まれたかわいそうな席だった(右隣は男)。頑張れ門司くん。リア充に負けるな。

初恋ゾンビ59話感想

初恋ゾンビ第59話「上を向いて歩こう」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年1月18・22日合併号(No.5,6)の271〜288ページです。


タイトルはもちろんあの名曲。理由はSUKIYAKIだからだそうです。このツイート見るまで、なんでこのタイトルなのか全然気がつきませんでした。

 

そして今年最後の初恋ゾンビです。 峰浪先生、1年間素敵な作品をありがとうございました!

 

感想

(今週の感想は完全に自己満足で、勘違いも甚だしい感想かも)

 

今週の初恋ゾンビは、ちょっと意外な展開でした。

意外だったのはこの2シーン。

f:id:negikatsu:20161229124003j:image

(出典:週刊少年サンデー2017年5,6合併号 281ページ、著者:峰浪りょう

f:id:negikatsu:20161229123705j:image

(出典:週刊少年サンデー2017年5,6合併号 283ページ、著者:峰浪りょう

最初の方は、タロウ側から見ると「男(だと思ってる相手)に見惚れたのが本人にバレた」という、まあギャグっぽいシーンなんですよ。

でも、指宿くん側から見ると全然違う。これは「自分が女になれば初恋ゾンビが反応する」ってことを示しています。指宿くんはこうなるのが嫌で男装しているのではなかったのか。

タロウなら特別OKって考えもできるけど、それでもタロウが自分のどこに注目しているかを指宿くんは常に分かってしまう。イヴにも知られてしまう。イヴとも仲良くなった指宿くんにとってこの状態が心地よいとは思えません。

なのに、指宿くんはそこまで深刻になってない。これが私には意外でした。

 

後半のシーンはさらに意外。

これもタロウ側から見ると「男だと思っていても指宿くんは可愛い」ってことを言っているだけです。これだけなら、その後に指宿くんが照れているのも自然に感じます。

しかし、このタロウの台詞も指宿くんの立場で聞くと意味が大きく変わるはず。タロウの台詞は「相手が可愛いから見惚れるのは仕方ない」って意味で、ちょっと大げさに捉えれば「初恋ゾンビの問題は男のせいではない」ってことになります。タロウは男同士の会話と思ってこの台詞を言っているのだから、これは暗に「男なら分かるだろう」って意味にも思える。

これはまさに初恋ゾンビについての本質的な男女の意識の違いを表現している部分のはず。

タロウは初恋を忘れさせてくれない指宿くんにも責任があって、自分にはどうしようもないと思っている。指宿くんの父親は、まさにそういう考えで家族を捨てたはずです。また、指宿くんはその考えを割り切ることができないから、自分をモデルにした初恋ゾンビが男の欲望に晒されるのに耐えられなかったはず(割り切れるなら男を嫌悪するだけでよくて、自分が男装する必要はない)。

だからこのシーンでは、タロウも他の男と変わらないのだと、もっと幻滅するべきシーンだと思ったのですが、そうではなく可愛いと言われて照れているだけでした。これは結構驚きました。

もちろん、この反応が絶対おかしい、と言うつもりはまったくありません。むしろ、指宿くんのなかでこれまでの考え方とは違う価値観や優先順位ができてきたことを示唆しているシーンと捉えることができます。他人の初恋に苦しめられてきた指宿くんが、自分の初恋に向き合う、そういう方向性を示しているのかもしれません。

 

初恋ゾンビはどこへ向かうのか

今回の話で分かったことは、初恋ゾンビが明確に恋愛漫画に向かっているってことです。江火野さんとのプールの話などからもその傾向は見えていましたが、今週の指宿くんの反応からもその傾向が明らかです。

で、あくまで個人的な意見としては、この先の展開がどうなるのか期待だけでなく不安がやや出てきている状況です。

初恋ゾンビというタイトルの通り、この漫画は初恋がキーワードです。なので今は「初恋への決着」が軸になっている感じ。

でも、そのせいでゾンビの部分が薄くなっている気がします。

実際にここ最近はイヴの存在が薄くなっています。一姫の話で登場した彼氏の初恋ゾンビも、まさに相性占いの道具でした。一姫だって彼氏が本当は自分が好きではないと知っていて、それでも付き合っていたはずなのに。

この漫画のゾンビの部分、つまり「初恋に縛られている」と考える男と「いつまでも初恋をひきずっている」と考える女の意識の違いとか、さらに妄想や欲望に責任はないと考える男たちとそれを覗けてしまう指宿くんがどう向き合うか、とか。そういう部分を峰浪先生がどう表現してくれるかが、私はすごく楽しみなのですが、どうもその方向性が期待できない予感がします。

初恋ゾンビのキャラクターはもちろん魅力的です。少年誌のラブコメらしく江火野さんと指宿くんで三角関係を作っていくのもありなのかもしれません。他のサンデーの作品みたいに「男装女子! 巨乳幼馴染!」とか分かりやすいキャラ付けでドタバタする話にしたほうが売れるのかもしれません。でも、それで初恋ゾンビの魅力が上がるのかなあ、という気がします。まあ、江火野さんのプールの話とか凄い綺麗なので、ああいう方向性も面白いとは思いますが…。

来年、初恋ゾンビがどういう方向に進むのか、今からドキドキです。

初恋ゾンビ58話感想

初恋ゾンビ第58話「Kの悲劇」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年1月11・15日合併号(No.3,4)の351〜368ページです。

最近あまり時間がないので感想が遅れがちで短めですが、書くことが無いわけではなく今週も面白いです。

タイトルは一姫のK、それとも髪の毛のK?

 

一姫二太郎

タロウのお姉さん登場。名前は一姫さん。

タロウと一姫の名前は、一姫二太郎が由来っぽいですね〜。成人は一富士二鷹三茄子の茄子から取っているようです。

それにしてもセパタクローって…。セパタクローは大学生とかがやる新興スポーツの印象ですが(実際は歴史あるスポーツらしいが)、子供向けの教室なんてあるのだろうか…。セパタクロー習ってるならアルティメットとかもできそう(大学生がやってそうなスポーツのイメージ)。

一姫さんは女版タロウって感じで、癖っ毛だし、色々できて頼りになりそう。ファミレスで聞き出した「指宿くんの好きなタイプ」に一致している、とタロウが勘違いする展開、ないかな。

 

・ テンポが良い

今週は先週に引き続きテンポがとても良い。

f:id:negikatsu:20161217192012p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年3,4合併号 353ページ、著者:峰浪りょう

タロウが女性といるのを見た指宿くんが、わずか一コマで携帯を投げつけたのには笑いました。独占欲強いな!

f:id:negikatsu:20161217192040p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年3,4合併号 361ページ、著者:峰浪りょう

タロウが一姫の秘密を暴露しようとしたシーンも3コマで失敗。

この3コマでも「家族写真プリントマグなんてよく持ってるな!」「この顔写真をよく記念品にしようと思ったな!」「鳩どこから出てきたんだ」など、ツッコミどころ満載なのが良いです。

 

・タロウたちの仲が良い感じも出ている

f:id:negikatsu:20161217192101p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年3,4合併号 363ページ、著者:峰浪りょう

英語教室の写真。タロウと指宿くんは手を繋いでいる!!! 仲良しですね〜。朱々子もちゃんと指宿くんの隣に写ってる!

他にもイヴと指宿くんの仲も良い感じが表現されています。

 

・ 久留目姉弟の宿命

f:id:negikatsu:20161217192122p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年3,4合併号 360ページ、著者:峰浪りょう

一姫さんの習い事。ロシアで立派なスパイ…? 一体なんの教室に通っていたんだ。

f:id:negikatsu:20161217192134p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年3,4合併号 362ページ、著者:峰浪りょう

タロウの習い事。真ん中下の写真は無人島で活かされたサバイバル教室の風景でしょうか。立ちかまど組んでるけど、これ作るの結構大変ですよ。タロウめっちゃ凄いな! なんでこんなにリアルなキャンプの描写なんだろう? 成人のカブスカウトといい、峰浪先生がボーイスカウト経験者だったりするのかな。

 

・ 単行本5巻も発売中!

f:id:negikatsu:20161217192234j:plain

今回も無事とらのあなで入手。帯の朱々子が可愛い。

まだ細かく読めていませんが、ちょっと読んだだけでも、何箇所か細かい修正が入っていて、それによって受ける印象の違いなど考えて読んでみると面白い気がします。

初恋ゾンビ57話感想

初恋ゾンビ第57話「ビジーバディガール」の感想です。

出典は週刊少年サンデー2017年1月8日号(No.2)の237~254ページです。

タイトルは、「慌ただしい相棒の少女」=「朱々子」のことでいいのかな? 

今週は時間がないので雑に短めな感想。

 

f:id:negikatsu:20161208174712p:image

(出典:週刊少年サンデー2017年2号 237ページ、著者:峰浪りょう

扉絵はウエイトレスのイヴ・朱々子・指宿くん。そして単行本の発売がもうまもなく。そういえば、WEBサンデーの登場人物紹介に朱々子が追加されてました。あれって更新されるんですね。

 

・ 朱々子登場!

今週は久しぶりに朱々子が登場。

先週は江火野さんの作画にめっちゃ気合が入っていた回だったけど、今週は反対にコミカルな感じの絵が多い。コマも先週に比べると小さいコマが多くて、その分テンポが早いというかドタバタな感じが出ています。

朱々子は登場するとコミカルな話にしてくれて、そこが朱々子の可愛いところなので、今週も良い感じです。表情豊かなのがいいですね。

f:id:negikatsu:20161210221929p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年2号 246ページ、著者:峰浪りょう

タロウもいつの間にか朱々子と仲良さそう。

f:id:negikatsu:20161210222002p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年2号 253ページ、著者:峰浪りょう

それから、朱々子は指宿くんの女の子らしい部分を見てくれるキャラなので、朱々子がいることで指宿くんの内面が見えてくるのも良いですね。

f:id:negikatsu:20161210222425p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年2号 250ページ、著者:峰浪りょう

コミカルなコマといえば、このイヴが可愛い。うる星やつらっぽさを感じる。

 

・ 指宿くんとイヴも仲良し

f:id:negikatsu:20161210222024p:plain

(出典:週刊少年サンデー2017年2号 246ページ、著者:峰浪りょう) 

イヴと指宿くんが普通に会話している。

体育祭の話ではじめてちゃんと話した2人の距離が段々近くなっている様子が伝わってきます。無人島では指宿くんがイヴのことを気にして正体を明かすのをためらうようにまでなっていましたし、これからのイヴと指宿くんの関係も気になるところです。でも基本的にはタロウが近くにいるときしか2人は話せないから、タロウ抜きでイヴと指宿くんの仲が進展したり気まずくなったり、という展開はあまり期待できないのかな〜。そもそもイヴはタロウ以外の他人への興味がどのくらいあるのかが明言されていないのですが。

 

・ ところで店の名前って…

ジョジョ

感想はすべて個人の意見です。
記事中で引用した画像の著作権は各々の作者に帰属します。問題があればご指摘ください。
引用以外の文章・画像の著作権は当ブログ作者に帰属します。