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最近は峰浪りょう先生が好きです

初恋ゾンビ46話感想

初恋ゾンビ46話「花火のように輝いて」の感想です。
出典は週刊少年サンデー2016年43号(201〜218ページ)。

超雑なあらすじ

タロウと江火野が2人で花火を見る。
タロウが江火野に見惚れている間、イヴは気を失う。
なお、朱々子と指宿くんはタロウ達に会えずに終わった。

感想

今回は1ページ目から本編スタートで扉絵はなし。

 
(出典:週刊少年サンデー2016年43号 203ページ、著者:峰浪りょう

指宿くんと朱々子、まさかの出番なし!
江火野と同じ浴衣姿のイヴを見て指宿くんが嫉妬するとかショックを受けるとか、そういう展開だと思ったのに!

これには驚きと同時に感心しました。
ブコメって、ヒロインがどれだけ主人公が好きかを示す為なら無駄だろうと蛇足だろうと延々イチャイチャできるわけです(打ち切られるまでは)。
なので、こういう思い切ったフラグぶん投げカットが入ると「おおっ」となります。
(例えば神のみの女神篇のラストとかも戦闘シーン全カットで良かったと思います)

指宿くんの出番が消えた代わりに、江火野が大躍進の46話。
まず気になるのは「46話で江火野はタロウを好きになったのか?」というところ。

(出典:週刊少年サンデー2016年43号 209ページ、著者:峰浪りょう

このタロウと江火野が手を繋いだシーン。
よく見ると、江火野の方から手を離してます。
クラスメイト(薬院さん)が近くにいるから離した、というのはありそうですが、まだタロウと自覚的に手を繋ぎたいとは思っていないという事です。

(出典:週刊少年サンデー2016年43号 217ページ、著者:峰浪りょう

そしてこの台詞。
遠回りな告白(?)に見えないでもないですが、単にタロウと今の関係(幼なじみ)を続けていたいが為に出た本心、のように感じます。

というわけで、江火野はタロウが好きではない、少なくとも自覚的ではない、と思います。
そういう意味では、江火野はまさにタロウと同じ程度の存在なんですね〜。

そして、江火野の躍進以上に衝撃だったもうひとつの部分が当然ここ。

(出典:週刊少年サンデー2016年43号 215ページ、著者:峰浪りょう

イヴが意識を失うシーンは強烈でした。
指宿くんの出番はカットして、まさかの超急展開!
タロウの気持ちがイヴ(指宿くん)以外に向かうこの展開も驚きですし、それをイヴが意識を失うという出来事で表現するのも素晴らしかった!

初恋ゾンビ、めっちゃ攻めてます。
アクセル全開です。

さらにこのシーンで分かった事がひとつ。
イヴも他の初恋ゾンビと同様に「恋心を忘れられると輝きを失い漂う」ということです。

(出典:週刊少年サンデー2016年35号 424ページ、著者:峰浪りょう

指宿くんは以前聞きました。「お前(タロウ)に今、別に好きな女の子ができたら…イヴはどうなるんだろうな」と。
タロウは指宿くんとの恋が成就しない限りはイヴはい続けるだろ、と答えました。

そう。
江火野と恋をしようものなら、輝きを失ったイヴがずっと付きまとってきます。

まさにゾンビ!
これでタロウが初恋を忘れることなどできるでしょうか。

初恋ゾンビというタイトルには「初恋は忘れられず自分の都合の良いように変換され付きまとってくる」という意味と「男なんて初恋の幻想をいつまでも追いかけて這いずり回るゾンビ」という意味がありました。

しかし、もっと直接的に、まさにイヴこそがゾンビになる可能性を秘めている、という意味も込められているのかもしれません(ほぼ妄想)。

これで、最終回で江火野と過ごすタロウを遠くから生気のない目でイヴが見つめている、とかいう終わり方だったらどうしよう(ないとは思うけど)。

都合の良い思い出補正の入った初恋は、はたして「乗り越えて忘れるべきもの」なのか、「綺麗なまま取っておくものなのか」、それとも「絶対に手に入れるべき呪われた宝物」なのか。
加速し続ける初恋ゾンビの今後に目が離せません。

おまけ

上述した花火のシーンや繋いだ手を解いたシーン、よく見るとコマ割りが斜めです。今週は斜めのコマ割りが多かった気がしますが、何か意味があるのかな〜。

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