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好き勝手に漫画の感想を書くブログ

最近は峰浪りょう先生が好きです

遠隔複写で読み切りを読もう

峰浪りょう 国会図書館
好きな漫画家が描いた作品は全部読んでみたい。

今は電子書籍が普及してるしAmazonマーケットプライスもあるから、単行本化した作品は大体は手に入ります。

ところが、単行本未収録の読み切りとなるとそうはいかない。

そこで登場するのが国立国会図書館の複写サービス。
簡単に言えば、日本中の本を収集している国会図書館で読みたい作品をコピーできるサービスです。
しかも遠隔複写サービスなら、ネットで申し込んで複写したコピーを郵送してもらえます。
これは素晴らしい!

読み切りはその後の連載作品との共通点を探すのも面白いし、ページ数が短いからこその濃密な作品が多いです。
というわけで、好きな漫画家さんがいる方には是非利用してもらいたい遠隔複写サービス、その体験記をここに載せておくことにしました。

1. 登録利用者になる

国会図書館を利用するには、利用者登録利用者をする必要があります。
郵送で申し込むには、国会図書館Webサイトからサービス一覧>登録利用者制度のご案内>郵送による登録、の部分から「国立国会図書館利用者登録申請書」をダウンロードして、記入した申請書と本人確認書類、返信用封筒を指定された宛先に送ればOKです。

私の場合、郵送してから1週間かからずに利用者IDやパスワードが記載された利用者登録証が届きました。

2. 複写を申し込む

利用者登録ができたら、いよいよ複写の申し込みです。
国会図書館Webサイトから蔵書検索のページを選び、ID・パスワードを入力してログインします。
読みたい作品が掲載されている雑誌と連載号を探して、複写申し込みを選びます。
論文名には作品タイトル、著者名には作者の名前を入力します。
掲載ページを指定する必要はありませんでした。


こんな感じ。
作品タイトルや連載号はネットで調べた情報を頼りにしてます。
2ちゃんねるとかWikipediaとかですね。
これらの情報は不正確なこともあるので、一応当時の雑誌の感想を書いているブログなどを探して、複数の情報源を調べるようにしました。

申し込みを完了したら、蔵書検索・申込システム(ログインした先)から「申込状況・利用者情報」を見ることで、現在の複写申込状況が見られます。ちゃんと申し込みができたか確認したい場合はこちらをチェックしましょう。


申し込み状況は複写が発送されると消えるので、チェックしていつ頃届くかを楽しみに待ちます。

申し込んだ2日後くらいに、国会図書館から電話がありました。
複写についての確認事項として以下の3点を聞かれました。

1 見開きB4だと端っこ5ミリくらい絵が切れるけどA3にするか(ただし料金倍)
2 見開きでコピーして雑誌の真ん中の文字や絵が見辛いけど了承してくれるか
3 カラーページがあるけどそこはカラー印刷するか(白黒より料金高い)

私は、B4印刷でよい・不鮮明でも了承する・カラーページはカラー印刷してもらう、とお願いして複写をして頂きました。また、カラーコピーの場合A3でもB4でも値段一緒との事だったので、カラーは全部印刷できるようA3にしました。
不鮮明さについては了承しないとそもそも複写できないと思うのですが、トラブル防止の為に毎回電話してるのでしょうか?
申し込みの時にチェック欄でも付ければいいのに。

雑誌の連載号を間違えると、当たり前ですが複写してもらえません。
今回私は5作品の複写を申し込む時に、1作品だけ間違えて違う号で申し込んでしまいました。
そうしたら、「その作品は載ってないから複写できないよ」というメールが届きました。
同時に「43号にその作品あるから、こっちでよければもう1回申し込んでね」とメールで教えてくれました。
なんて親切なんだ!
(そこまで分かってるならそっちを複写してくれればもっと親切ですが、それでトラブルになっても困るから仕方ないですね)


3. 届いたら料金を支払う


最初に複写申し込みをしてからだいたい1週間で届きます。
前述の通り私は連載号を間違えて1作品だけ別の日に申し込んだので2回に分けて届きましたが、1回目は佐川急便、2回目は郵便で届きました。

中には複写した作品の他に「複写明細書」「請求書」「複写代金のお支払いについて(払込取扱伝票)」が同封されています。
明細書と請求書、そして複写された作品に問題がなければ、料金をコンビニなどで払いましょう。

今回、峰浪りょう先生の読み切り5作品を複写した料金は以下の通り。


5作品で合計3,113円。
2回に分けて複写したせいで手数料や送料が多くかかっているので、うまく申し込めばもう少し安かったはず。
好きな作者の単行本未収録作品が読める料金としては払う価値のある金額だと個人的には思うのですが如何でしょうか?

4.見開き部分の不鮮明さってどのくらい?

電話でも聞かれた絵の歪みや文字の不鮮明さですが、ほとんどの作品では台詞を十分読めました。
ただ一部の作品では、確かに台詞が読みにくい部分もありました。

(出典:週刊ヤングサンデー増刊2008年2月増刊号 310~311ページ、著者:峰浪りょう

台詞が読みにくいコマを拡大したのがこんな感じ(漫画は笑う金魚です)。
個人的には、まあ仕方ない範囲かなって感じです。

あとがきっぽいなにか

如何でしたでしょう。
個人的には読み切りを読むだけなら、遠隔複写サービスよりも出版社が読み切り集を出してくれたほうが手軽だし漫画家さんの利益にもなると思うのですが(電子書籍なら1作からでも出せるし)。でも、他の事情で単行本未収録になった作品も読めるので、ファンとしては良いサービスだと思います。

これを読んで、好きな漫画家さんの過去作品を読んでみたいを思ってくれた方がいれば幸いです。

複写サービス利用の際には国立国会図書館における資料の複写サービス利用上のお願いを読みサービスの内容に同意してからお申し込みください。

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